三陸復興カレンダー 鎮魂と祈りの民俗芸能

岩手県には約1,100団体の郷土芸能が伝承されていますが、その中に「早池峰神楽」があります。花巻市の大迫に伝わる早池峰神楽(岳神楽、大償神楽)はユネスコの無形文化遺産に登録されています。

 

神楽の舞いの中でも特に大切にされる「山の神」は春には里に降って農業の神となり、秋は山に還って山を守護すると言われています。

 

新年にあたり、岩手県の各地で平安を祈る舞い初めが行われています。

                            写真 大償神楽 山の神舞い

 

 

3.11を忘れない

 

2013年が始まりました。盛岡の1月は大雪が降り、朝の最低気温はマイナス10度近くにまで下がり、盛岡の冬らしい冬です。青空にくっきりと浮かび上がる岩手山の美しい姿に、思わず立ち止まって眺める方も多いのではないでしょうか?

 

2013三陸復興カレンダー、約9000部がSAVE IWATEから旅立っていきました。東日本大震災への関心、意識の風化が懸念されるなか、沢山の方々にご購入頂くことができました。

また、被災された沿岸の郷土芸能団体、各学校他、盛岡に避難されている方々やボランティアを始めとするご協力者に贈呈できましたのも、皆様のご賛同のお陰と感謝いたしております。

復興カレンダーを見る時、被災地と被災なさった方々に、思いを寄せて頂けましたら幸いです。カレンダー1月には「寿」の染めの着物をきた恵比寿さんが家内安全と大漁祈願の舞いをしています。新しい年が穏やかで五穀豊穣、大漁でありますように。

 

 

カレンダーはまだ幾分ございますので、ご希望の方はご連絡下さい。

また、カレンダーをご覧になってのご感想、ご意見がありましたら是非お聞かせ下さい。今後の参考にさせて頂きます。

sviwatecal@gmail.com

080-6006-9201  

 

 

三陸復興カレンダー担当  

 

 

 

 

 

 

 

ご協力ありがとうございます

 

三陸復興カレンダーの制作販売にあたり、沢山の皆様のご協力を頂きましてありがとうございます。
発行後11月下旬に初版5000部が完売となり、ご要望が多いことから5000部増刷となりました。
昨年に引き続いてのお問い合わせとご注文も多く寄せられ感謝いたしております。

関東、関西、九州からのご注文が多いことも特徴と感じております。離れた地域に住みながら、被災地に思いを寄せて下さる皆様が沢山いらっしゃることに、心からお礼を申しあげます。

 

新年のご挨拶回りにお使い下さる方も多く、三陸復興カレンダーが一年間、皆様の目に触れることで、震災を忘れることなく、折々に思いおこしていただけるものと思います。


増刷の目的のひとつは、被災された地域の小中高の各学校と、仮設住宅の集会所にお送りしたいという思いからでしたが、年末を前に発送が済みましたことをご報告申しあげます。

 

カレンダーはまだ幾分ございます。年内の発送は12月28日まで、新年は1月4日からとなります。
お急ぎの方は電話080-6006-9201 あるいはsviwatecal@gmail.com までお問い合わせ下さい。

新しい年、復興が進み地域が再生されますよう、また皆様のご多幸をお祈り申しあげます。

 

三陸復興カレンダー 担当スタッフ一同

 

 

2012-9-23 大槌まつり

町内の仮設住宅や、離れた地域で避難生活を送る人々がまつりに集いました。

遠く東京から帰郷される方も大勢います。

まつりに参加し太鼓をたたくため、御輿をかつぐため。

町は失われてしまいましたが、海も空気もいつものまま、

沿岸の人々はその自然と地域のまつりをとても大切にしています。

お彼岸ということから、お墓参りを・・・と話す方も多くいらっしゃいました。

(大槌・小槌神社を背にして撮影)

  

 

 

 

 

 

 

新たに販売のご協力を頂ける所が増えました。

どうぞよろしくお願いいたします。 

 

NEOS monocolle             京都市山科区北花山大林町

ぴかいち亭                    宮古市大通

喫茶 夢宇民                   大槌町末広町

立ち上がるぞ宮古市田老(NPO田老)  

                                       仮設店舗たろちゃんハウス 津田時計写真店

TOKYOU FUNNY PEOPLE   神奈川県川崎市高津区久地2-4-47

cafe & bar Ape                  大槌町吉里吉里2-6-18

ビジネスインやまだ          山田町船越第6地割

川の駅よこた                  陸前高田市横田町

めがね橋直売所               遠野市宮守町

岡本商店          大槌町赤浜

一頁堂           大槌町シーサイドタウンマスト 

復興カフェ         静岡市葵区呉服町ミライエ

復興食堂          大槌町 

 

三陸復興カレンダー 増刷が進んでいます

 

盛岡の永代印刷株式会社のご協力で、増刷が進み順次納入されています。

ご予約順に発送しておりますので、どうぞ、今しばらくお待ち下さい。

会合などでお急ぎで必要な方はご連絡下さい。できる限り対応させていただきます。

盛岡の師走の風物詩、「文士劇」の会場でも販売を致しますので、どうぞお声をおかけ下さい。

岩手県内書店の他、もりおか歴史文化館のショップでも三陸復興カレンダーをお求めいただけます。

どうぞよろしくお願いいたします。

___________________________________☆

 

                  

 

三陸復興カレンダー12か月

カレンダーの1月 大宮神楽

沿岸の神楽で人気の演目「恵比寿舞」

大漁を祈願して、端正に時にユーモラスに舞い、見事な鯛を釣り上げます。

大人も子供も楽しめる娯楽として神楽は長く伝えられてきました。

 

 

 

 

 

カレンダーの2月 八幡鹿舞 山田町

八幡鹿舞では太鼓や衣装の多くを流失、練習場も無くしてしまいましたが、山田町民のまつりに寄せる思いには並々ならぬものがあります。

先を赤く染めたカンナガラが波打つように振られ、勇壮な舞が復活しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カレンダーの3月 黒森神楽 宮古

民俗芸能は自然界に宿る神々を敬い、先祖を供養する信仰としても伝承されてきました。震災で失われたものの大きさは計り知れないものがあります。自ら辛い体験をもちながら、黒森神楽の皆さんは伝統を守って活動を続けています。

この写真は岩手の民俗芸能を長く記録保存している阿部武司氏の撮影です。

 

 

 

カレンダーの4月 中野七頭舞

8月に安家小中学校で開かれた第46回岩泉町郷土芸能祭で撮影されました。

岩泉町には中里七ツ舞も伝承されています。

円形に囲んだテントに地域の人々が集まり、若い出演者達に声援が送られました。

 

 

 

 

 

カレンダーの5月 桜舞太鼓 釜石

2012 9月16日 遠野まつりに撮影

釜石唐丹町の若者達に受け継がれてきた桜舞(おうぶ)太鼓。遠野まつりには昨年に引き続いての出演でした。代表の挨拶には、全国のみなさんからの支援への感謝の言葉があふれていました。仮設住宅での不自由な暮らしの中で練習を重ね、皆さんに元気を!と演奏しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カレンダーの6月 ナニャドヤラ 洋野町

8月に行われる盛岡さんさ踊りに出演したナニャドヤラ

のどかな歌声が流れ、踊り手もゆったりと足を運びます。

古い盆踊りの形を残すともいわれ、歌詞も興味深いものがあります。

 

 

 

 

 

 

カレンダーの7月 陸前高田七夕

例年8月7日に開催される陸前高田市の七夕。多くの方々の支援でけんか七夕の山車は2台になりました。

昨年の復興カレンダーでは台しか残っていなかった中央の山車も見事に飾られ、お披露目されました。

2013年のカレンダーの梶棒の向こうに奇跡の1本松がかすかに見えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カレンダーの8月 野田まつり

撮影8月24日  愛宕神社の鳥居の前で。

国道沿いの市街地の一部は震災のために跡形も無くなってしましました。

海辺の村の日常が消えてしまったのです。

住居の土台や庭木がわずかに残る通りを大きな山車が進み、国道近くで大きく迂回すると、海岸沿いに北リアス線の列車が走っていきます。

 山車を引く若者達に笑顔があふれていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カレンダーの9月「大槌まつり」

小槌神社から神輿の渡御行列が出発する様子。

神社のすぐ前には「復興食堂」があります。その周囲は丈の伸びた草に覆われ、

建物の土台も見えなくなってきています。

神輿に随行する虎舞も、道具や衣装を流失しましたが、諸団体の支援を受けて再開しました。「千里を行って千里を帰る」虎に海の安全を祈願し伝承されてきました。

海での生業の復活が待たれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カレンダーの10月 「浦浜獅子躍」

2012年の夏は猛暑が続きました。撮影は8月5日、北上市で行われた「みちのく芸能まつり」の会場、日本現代詩歌文学館の芝生広場です。当日の気温は35度、頭をつけ幕をまとい、太鼓を叩きながら踊るにはどれだけ体力を使うことでしょう。

青空と緑で涼しげに見えますが、猛暑の午後の撮影だったそうです。  

 

 

 

カレンダーの11月 駒踊り 久慈市

駒踊りの由来は沢山伝えられています。愛馬の鎮魂のために踊られたという説、手綱の取り方を教えるために踊られたいう説。

馬を大切にする馬産地ならではの芸能で、県北地域に多く伝承されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カレンダーの12月 鵜鳥神楽 普代村

神楽では神仏が仮の姿をして遷ったものとして、権現様を大切にしています。

権現様はこの世の災いを鎮め、人々の安泰を祈祷し五穀豊穣を祈ります。

海、山、里で暮らす人々は自然を敬い、信仰としての民俗芸能を大切に伝えてきました。過疎と高齢化が危惧される現在も、若い世代がその伝統を守っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三陸復興カレンダーが増刷になりました

多くのみなさまのご協力を頂いて、三陸復興カレンダーの初版5000部が完売となり、増刷することとなりました。

昨年に引き続きご協力下さった法人、団体、個人の皆様も多く、神戸の化粧品メーカーでは、500部を各支店、営業所に配って下さるとのことでした。関東、関西など、遠くからのご賛同が多いことも特徴かもしれません。

SAVE IWATEのボランティアに来て下さった京都の方が、地元に帰ってから、離れたところから出来る支援を、と個人的に文書を作り、PRして下さいました。

日本在住の外国の方や、海外に住むご友人に英語の説明文をつけて、復興カレンダーの主旨を伝えて下さっているインターナショナルスクールの先生もいらっしゃいます。

2013年、海外や日本各地で岩手の郷土芸能の写真をご覧いただけることは、大変ありがたく、心からお礼を申しあげます。

只今増刷中のため、お申し込みいただいてからお手元に届くまで10日ほどかかります。ご理解下さいますよう、お願いいたします。

                           復興カレンダー担当  2012・11月30日

 

 

 

三陸復興カレンダー 発売中です

昨年、沢山のご賛同を頂きました「三陸復興カレンダー」 今年もお陰様で多くの
お問い合わせとご注文を頂いています。
遠くニューヨーク岩手県人会を始め沖縄、九州、日本各地からありがとうございます。

 

表紙についてご質問を頂きました。
あの鹿踊りの少年は?
写真は昨年の11月に大船渡のおさかなセンターで開かれた復興イベントの時の
大船渡保育園の園児です。手づくりの衣装と笑顔が青空に映えていました。

大勢の園児が保育園の先生の振りつけによる鹿踊りをとても楽しそうに踊り、多く

の父兄が目を細めて見つめている姿が印象的でした。

おさかなセンターからみえる海は穏やかで蒼く輝いていました。

 

カレンダーを編集するにあたり、少しでも明るい気持ちで新年を迎えられるよう
また、復興に向けて希望が持てるよう、園児の一枚が選ばれました。


来年一年、三陸復興カレンダーを見る時、被災された方々と被災地に、思いを

寄せて頂けましたら幸いです。

 

カレンダーのお求めは

【ネットショップ

おでんせモール (メール便で郵送、お支払いは郵便局から)

でんでんむし.com (岩手の物産も一緒に購入できます。カード可、宅急便)

Amazon (おなじみのネットショップです)

 

【書店など】

盛岡市内

・東山堂(本店、支店)
・さわや書店(本店、支店)
・もりおか歴史文化館

・つなぎ温泉観光協会
・リーベ
・吉田屋
・パーク
岩手県内

・横屋てしごとや(岩泉町)

・小原書店(一関市大東町)
・リラパークコナリ(宮古市)
・ブックボーイ茶屋前店(大船渡市)
・紫波農園

東京

・伊東屋(東京中央区銀座2-7-15) 

 

カレンダーについてのお問い合わせ、お申し込み は下記までお寄せ下さい。 

   sviwatecal@gmail.com

     tel   080-6006-9201

         fax  019-654-3524

 

                                                  

 

三陸復興カレンダーの発行

昨年に引き続き、「三陸復興カレンダー 鎮魂と祈りの民俗芸能」が発行されました。2013年の表紙は大船渡保育園の鹿子踊りを踊る園児です。新しい年が子ども達の笑顔で一杯の一年になりますように。

カレンダーは被災された沿岸12市町村の芸能、まつりの中からひとつずつ掲載しました。

  洋野町(ナニャドヤラ)
  久慈市(生平駒踊り)
  野田村(野田まつり)
  普代村(鵜鳥神楽)
  田野畑村(大宮神楽)
  岩泉町(中野七頭舞)
  宮古市(黒森神楽)
  山田町(八幡鹿舞)
  大槌町(大槌まつり)
  釜石市(桜舞太鼓)
  大船渡市(浦浜獅子躍)
  陸前高田市(七夕まつり)

これから順次ご紹介して参ります。三陸復興カレンダーを見る時、海と共に生きる人々のまつり、芸能に寄せる心意気を感じていただけましたら幸いです。
カレンダーは1部1,000円、県内各書店等で販売をしますが、メール、FAXでもお受けいたします。岩手に縁の皆様にぜひご紹介下さいますよう、お願いいたします。

カレンダー販売による収益は被災地支援の活動費にあてられます。

 

〈ご注文方法〉

FAXまたはメールで、郵便番号、ご住所、お名前、電話番号、希望する冊数をお知らせ下さい。

  FAX 019-654-3524 
  sviwatecal@gmail.com

振替用紙とともにメール便でお送りします。到着後、郵便局、コンビニからお支払い下さい。

送料はメール便で日本全国、5冊まで100円です。6冊以上の方には送付方法について折り返しご連絡いたします。

問い合わせ電話 080-6006-9201
★カレンダーは開いた状態で縦58センチ横28センチです。

 

 

三陸復興カレンダー2013の発売予定

三陸復興カレンダー2013「鎮魂と祈りの民俗芸能」を発行いたします。昨年は本当にたくさんの方々からご支援をいただき増刷を重ねて12,000部を印刷することができました。改めて御礼を申し上げます。今年も三陸沿岸を訪ね歩きながら人々の心の拠り所となっている伝統的な祭りや民俗芸能にふれ、それを写真におさめてきました。新たな1年、またぜひ多くのみなさんにカレンダーをお使いいただければと思います。発売開始は10月16日を予定しています。ご予約も承りますので、下記までお問い合わせ、お申し込み下さい。 (寺井良夫 )

TEL 080-6006-9201
FAX 019-654-3524
メール sviwatecal@gmail.com

 

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